フォントの好みが少しだけあります。namimoriです。
今回は無料Androidアプリの「F-Font Manager」について紹介します。
2023年10月追記：最新バージョン（1.7.0）にて仕様変更により、フリップフォントAPKのインストール機能が廃止されたようです。あわせて記事内容の修正を行いました。
F-Font Manager とは
先日なんとなくネット検索していたらFlipFont対応スマホで自分の好きなフォントファイルを使ってフォントを変更できる「FlipFont Manager」がAndroid10～対応となり名前を「F-Font Manager」と改名しPlayストアに復活しているのを発見しました。
F-Font Manager
このアプリについて F-Font Manager (旧名: FlipFont Manager) は Samsung や HTC, ASUS などの一部の Android 端末で使用できるカスタムフォントを生成するアプリです。...
F-Font Manager (FlipFont Manager)の変遷
以前は野良アプリとして（さらにその前はPlayストア公開だったらしいです。）公開されており、namimoriもZenfoneのフォントを好きなものに変更するために愛用していました。
しかし開発もずっと止まっていたため、Android9か10あたりで非対応になっていました。（アプリがうまく動かないだけで、以前のOSバージョンで生成したフリップフォントパッケージAPKをインストールすることによるフォントの変更自体は可能でした。）
それが最近（といっても半年近く経過していますが。）復活したということで早速試してみました。画面は基本的にZenfone6（Android11）のものです。
F-Font Manager の使い方
せっかくなので簡単に使い方を紹介します。（バージョン1.6.0および1.7.0）
全てのAndroid端末で使えるわけではない
まず前提として、F-Font Managerで端末のフォントを変更できるのはFlipFontに対応したASUS ZenfoneシリーズやSamsung GALAXYシリーズ等の一部機種に限られます。ご注意ください。
また、Google Play公開版はAndroid7.0以降対応です。それ未満の端末では、上記開発者サイト内のリンクからapkファイルをダウンロード（所謂野良アプリとなりますので自己責任にてお願いします。）して利用するようにとのこと。
アプリを起動しフォントファイルを選択
フォントファイル（TTFファイルやOTFファイルに対応とのこと。）は事前に端末に保存しておきます。アプリを起動して以下の画面にて「フォントを追加」をタップ。ファイラーが起動するので好きなフォントファイルを選択すると、
画像で赤く示したようにF-Font Managerに追加したフォントが表示されます。
F-Font Managerに追加したフォントを端末にインストール
最新バージョンでは、「インストール」をタップすると、APKファイルの保存先を選択するよう案内が表示されます。「OK」を選択すると、ファイラー（ファイルマネージャー）が起動するので、保存先を選択して「flipfonts.apk」を保存します。（下記の画面スクリーンショットのみ、GALAXY m23 のものです。ただし、Galaxy m23 ではF-Font Managerで生成したFlipfontでフォント変更することはできません。）
旧バージョン（1.6.0）：前項にてF-Font Managerにフォントファイルを追加した状態で「インストール」をタップ。画面の指示に従ってインストールを進めます。（AndroidバージョンによってはF-Font Managerへのアプリインストール許可を求める画面が出るので許可します。）
これで、フォントのパッケージファイルAPKが端末にインストールされました。
（なお、ver. 1.6.0と 1.7.0 との違いはAPKファイルのインストール機能の有無および、Google Play の審査に対応した細かい修正のようです。自己責任となりますが、野良アプリでも良くAPKのインストール機能があったほうが快適だという方は制作者さまサイトからver. 1.6.0 をダウンロードして使っても良いかもしれません。）
端末の設定からフォントを選択
その後、アプリ画面下部の「フォント設定」から端末のフォント設定画面（の周辺）に飛べるのでインストールしたフォントを選択すれば変更できます。ここから先の操作は端末やOSのバージョンによって異なります。
Zenfone6では設定の「ディスプレイ」→「ディスプレイのカスタマイズ」内の「スタイル」→「フォントスタイル」とたどって以下の画面でインストールしたフォントを選び適用します。変化がわかりやすいフォントとして「瀬戸フォント」を導入してみると、
こんな感じにキーボードの文字や検索窓の「検索」の文字が変更されていることがわかります。（検証用にわかりやすい手書き風フォントを適用しています。）
ちなみに、アプリ毎に使用フォントが指定されている場合もあります。よって、スマホ内の全てのフォントが変更されるわけではありません。
まとめ：対応機種では簡単にフォントが変更可能
namimoriはZenfoneのデフォルトフォントがあまり好みではないのでF-Font Managerで変更して使っています。（ちなみに最近の好みはこちらのフォント）
このアプリが使えるのはASUSのZenfoneシリーズの他、SamsungのGALAXYシリーズなど、FlipFontに対応した一部機種に限られますが、対応端末をお持ちの方はぜひ試してみてください。
F-Font Manager
このアプリについて F-Font Manager (旧名: FlipFont Manager) は Samsung や HTC, ASUS などの一部の Android 端末で使用できるカスタムフォントを生成するアプリです。...
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