最近ノートPCを持ち歩く機会が増えたnamimoriです。もともとの付属電源アダプターが少しかさばるのと、PCがType-C のUSB Power Delivery (PD)対応だったのでコンパクトなPD充電器を購入しました。
今回購入したのはこちら。「DIGIFORCE 65W USB Type-C GaN Fast Charger」 です。
スペック:搭載ポートや仕様
Type-AとType-Cポートを1つずつ搭載
USB Type A とType C 端子をそれぞれ一つずつ搭載し、最大出力は65Wのものです。
スペックや価格について
主なスペックは取り扱い説明書より以下のとおりです。
型番 | D0035 |
サイズ | 52×52×30 mm |
重量 | 103 g |
ポート | USB Type-C×1 Type-A×1 |
入力 | AC 100-240V 50/60Hz 1.5A(MAX) |
出力(Type-C) | 5V/3A 9V/3A 12V/3A 15V3A 20V/3.25A(要E-Markedケーブル) |
出力(Type-A) | 20V/2.5A |
合計最大出力 | 65W(同時使用の場合45W+12W) |
namimoriはType-Cポート単独使用時のPD65Wを求めて購入。65W(電流値が3Aを超える)で使用するにはE-maeker付きのUSB C to CケーブルがUSB Power Delivery規格の仕様上必要とのことで同時に購入しました。また、PC以外の機器の充電に使う機会も当然ありますしType-Aポート付きはGoodポイント。
パワー半導体には高出力充電器の定番になりつつあるGaN(窒化ガリウム)を採用。高出力ながら発熱を抑え、小型・軽量化を実現しています。
価格は割引込みで購入時税込み2729円でした。USB PD 65WのGaN IC採用タイプとしては他メーカーと比較しても標準的な価格と思います。
他充電器とのサイズ比較
Zenfone6純正アダプタ、iPad mini 10Wアダプタ、カード(普通のクレカ・ポイントカードサイズです。)とのサイズ比較はこんな感じ。高出力なので当然この中では一番大きいですが、持ち運び用として問題ないサイズに収まっています。
重量もPC付属アダプタがケーブル込みで約470gだったので3分の1以下になりました。すばらしい。また、プラグ部分が折りたためるのも持ち運び用としてはうれしい点です。
国内代理店なので安心感あり
また、DIGIFORCE(株式会社デジフォース)は日本国内メーカー(輸入代理店?)とのことでPSEマークも付いていますし(国内流通品なので当然ですが。)、マニュアルも日本語対応。国内18ヶ月保証がついており故障の際のサポートも期待できそうなので選びました。
(上記会社HPによると奈良県の会社のようです。自社ブランドの製品開発・製造は2020年からとのこと。)
実際に使用してみて
テスターなどは持っていないので、記載スペック通りの挙動をしているか?などは不明ですが、とりあえずnamimoriの環境では問題なく使えています。
所持PCのスペック上、充電には60W以上が必要ですが本品は65W出力なので当然問題なく充電できました。
発熱についてはブラウジングなどの低負荷作業かつ充電中では「温かい」と感じる程度。試しにFHD動画のエンコードもしてみましたが、大きな発熱はなく体感ではほぼ温度変化なしでした。(これはPC起動直後だったためかも……。)
2021年4月29日追記:バッテリー残量を20%程まで減らした後、充電しながら1時間ほど作業してみましたがこの場合は熱くなりました。ただ素手で持てない温度ではなく許容範囲内です。むしろPC付属の純正アダプタの方が熱いくらいです。
さらに追記:また、AポートにZenfone6を、CポートにPCを同時に接続してみましたが、スマホを充電(急速充電表示になりました)しながらPCに給電(「電源に接続」の表示。充電ではない。)をすることはできました。PCのスペック・仕様によりますが、同時使用時の45WでもPCが高負荷でなければ使えそうです。
というわけで、サイズ・重量ともにPC付属のアダプタからかなりコンパクト化し持ち運びがかなり楽になりました。namimoriにとって初めてのGaN搭載充電器でしたが非常に満足のいく買い物でした。GaN充電器にハマりそうな予感がします。
追記:充電用に同時に購入したUSB Type-C to C ケーブルの紹介記事も書きました。
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