以前の記事でも言いましたが、DIYにハマっているnamimoriです。
DIYでアコギを改造
DIYというのも日曜大工的なものではなくアコギの改造(エレアコ化とその他色々)を行っております。
最終的な目標は、
- マグネットピックアップと貼り付けコンタクトピエゾのデュアルシステム
- ジャックはエンドピンジャックでステレオアウト
- エンドピンジャックを外さずマグネットピックアップを取り外し可能
改造といっても生ギターとしての良さも最大限残しておきたいので、ギターへの穴あけはエンドピンジャック用の穴拡張のみ。サウンドホール上のマグネットPUも生音への影響が大きいので常設はせず外しやすいようにします。コンタクトピエゾは生音への影響は個人的には小さいと思っていますが、後々に交換可能なようにしておくつもり。
ともあれまずはエンドピンジャック用の穴拡張を行いました。
穴拡張に必要な工具
今回使用した工具類は次の通り。(リンク先の製品は実際に買った工具と同じものです。: 生産終了・廃番につき一部類似品のリンクに差し替えました。)
- 木工用ドリル(12mm・6.35mm六角軸)
- ドライバーセット付属のラチェットハンドル(6.35mm六角軸ビット対応)
- テーパーリーマー(Φ~16mm)←画像内の製品は廃番につき類似品(Φ3~16mm)リンクに差し替え
- 丸棒ヤスリ(外形5mmほど)
- 紙やすり(#100と#200くらいのもの)
- ラジオペンチとクロス
- マスキングテープ
穴拡張の手順
まずはエンドピンを抜きます。ピンをクロスごしにペンチでつかみ、ひねりながら引っ張ると抜けました。接着剤等は使われていなかったようです。
塗装の面取りは既にされていました。塗装割れを防ぐため、リーマーやドリルを使う前に紙やすりや面取りビットで面取りはしっかり行うと良いらしいです。
穴は既にエンドブロックを貫通していたのでリーマで穴の入り口を12mmまで拡張します。周辺塗装の保護のため、マスキングテープを貼ってから作業しました。割れが広がるのを防ぐ他、不注意で工具をあててしまい傷が入るのを防止する目的も兼ねます。
紙やすりでバリ取りや面取りを適宜繰り返しながらドリルの頭が入るところまでリーマで拡張したら、ドリルをハンドルに取り付けまっすぐ慎重に貫通させます。意外とサクサクとドリルが入っていくのでゆっくり慎重に。
12mmぴったりの穴ではエンドピンジャックがギリギリ通らないので、バリ取りを兼ねて棒ヤスリで穴壁面をなめらかにしました。また、あらためて穴周囲の面取りも行いました。
外側からエンドピンジャックが取り付けられることを確認して穴あけは無事終了です。
ちなみに、エンドピンジャックを取り付けるまでは下記のコンバージョンエンドピンを仮に付けておきました。こちらは空けた穴よりやや大きい約12.5mm径なのでヤスリで削って使います。
エンドピン穴を拡張してみて
DIYで挑戦してみましたが、無事成功して安心しています。作業自体は簡単でしたがミスが許されない一発勝負のため作業中はめちゃくちゃ緊張しました。メインのギターの他に最悪失敗しても良い(精神的ダメージが小さい)ギターがあるためそちらでやってみてからの判断でした。(もちろんそちらもきれいに穴拡張できました。)
ピックアップの配線改造やエンドピンボックスの作製に続きます。
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