PLANET WAVES by D'Addario NS Tri-Action Capo レビュー:クリップ式とねじ調節式のいいとこどりの超おすすめカポタスト

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以前のtc electronic unitune clipのレビューに続いて、namimoriのおすすめギターアイテムの紹介です。

今回は、PLANET WAVES by D'Addario より発売されているカポタスト「NS Tri-Action Capo (PW-CP-09)」のレビューです。

NS Tri-Action Capo PW-CP-09 外観

参考までに、価格は購入当時税込み1800円ほどでした(記事閲覧時現在の価格は販売店・各サイトにて各自ご確認ください)。

アコギ/エレキ両対応のトリガー式(クリップ式)カポ

片手での着脱も簡単なトリガー式(クリップ式)のカポタストです。曲の間はもちろん、演奏中のカポ移動もスムーズに行え、使わない時はギターヘッドやマイクスタンドにはさんでおけて便利です。

NS Tri-Action Capo PW-CP-09 をアコギのヘッドにつけた様子

指板との接触部分はラウンドワウンド形状で、指板にRのあるアコギやエレキに対応しています。(後述する型番違いのクラシックギター用は平らな指板形状への対応と思われます。)

ちなみに、ハンドル部分にピックが一枚はさめます。私はあまり使ってませんがあるとちょっと便利ですよね。

NS Tri-Action Capo PW-CP-09 のグリップ下部にピックをはさめる

バネの強さが調節可能

バネ式でワンタッチでの着脱が可能なカポとしては、KYSERのクイックチェンジカポや、JIM DUNLOPのTRIGGER CAPOが有名だと思います。

しかし、これらはバネが強すぎて音がシャープしてしまい付け替えの度にチューニングが必要になったり、バネの強さによってアコギ用とエレキ用が分かれていたり、そもそもデザインがnamimori好みでなかったりと不満がありました。

一方で、「NS Tri-Action Capo」ではこのバネ下部についたネジでバネの強さが調節可能となっています。

NS Tri-Action Capo PW-CP-09 バネの強さを調節

適切な強さに調節することで、強すぎて音がシャープしすぎたり、逆に弱すぎてハリのない音になってしまうという事が防げますし、エレキとアコギのどちらでも使うことができます。

実際、namimoriのアコギは古いモデルのため、現在主流のアコギよりもかなり太いネックなのですがバネを弱めにすることで問題なく使えています。また、エレキ等のネックが細いタイプでも問題なく使えています。

ところで調節式のカポといえば、SHUBBのカポも有名です。

SHUBBの方がコンパクトで見た目もよりスタイリッシュですが、やはりワンタッチ式である点や使わないときに挟んでおける点での「取り回しの良さ」ではNS Tri-Action Capoに軍配が上がると思います。NS Tri-Action Capoはライブ向き、SHUBBはレコーディング向き、といった印象でしょうか。

ちなみに、どちらも指板にあたる部分が細くコンパクトなので、演奏中にジャマに感じることはほとんどありません。(もちろん、カポなしとの差はありますが。)

画像は上がTri-Action Capo、下がSHUBBのC1カポ(旧型)です。どちらも演奏への支障は最小限となるようコンパクトな設計になっています。

NS Tri-Action Capo PW-CP-09 と SHUBB C1 の比較 NS Tri-Action Capo PW-CP-09 と SHUBB C1 との比較 正面

もちろん音程のズレはあるが最小限

バネが調節できない他社製のカポと比べると付け替えたときの音程のズレは少ないですが、もちろん多少のズレは生じます。

しかしながら、曲中で1,2フレット移動して転調するくらいでしたらチューニングのズレは問題なく使えるレベルだと思います。

曲の間で移動する場合でも、カポの付け替え後最小限のチューニングの微調整で済みます。

namimoriはちょうど2年ほどこのカポを使っていて、普段の練習やセッション、弾き語りライブなどで使用してきましたが、このカポに対してストレスを感じることはありませんでした。

また、何度か落下させたりしたため所々塗装が剥げるなどしていますが、バネやネジその他パーツの破損もなく、ゴムの劣化もまだ見られません。耐久性も申し分ないと思います。

姉妹シリーズもあります

同じ調節式のバネ機構を備えたカポでカイザーのようにハンドルが指板側にくる「NS Artist Capo (PW-CP-10)」や、クラシックギターなど指板のフラットなギター用の「NS Artist Classical Capo (PW-CP-13)」もラインナップされています。

左手でバレーコードを押さえながら右手でカポ移動して転調する、といった場合はハンドルが指板側にくるArtist Capoの方が便利でしょう。また、指板側にハンドルがあったほうが演奏のジャマにならなくて良い場合もあるかと思います。

左手でカポを移動する場合は、ネック裏側にハンドルが向いている方がやりやすいとnamimoriは感じます。また、客席側から見たときには、ハンドルが見えない方がすっきりしていて個人的には好みです。

まとめ:チューニングピッチと着脱のしやすさを両立

人気のワンタッチ式カポでありながら、調節機構によってチューニングピッチの安定やアコギ・エレキの両用が可能な高性能カポでしかもデザインもスタイリッシュ。

ここまでいいとこだらけですが、他の定番カポとほとんど変わらない値段(あるいは少し高い程度)で買えます。

NS Tri-Action Capo PW-CP-09 をエレキギターに

チューニングの狂いやピッチに敏感になることはギター上達のうえで重要ですし、初心者から中級者、上級者へとステップアップするごとに自然とそうなっていくでしょう。

安定したチューニングと取り回しの良さとの両取りができるので個人的に非常にオススメです。 

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